2014年12月13日土曜日

今週の音楽(2014.12.13)


*CHOCOLAT / henry(2001)
ここ1・2年は2012年にリリースされたベスト盤『NO REGRETS』とchocolat&akito作品を聴く機会が多かったので久々にCHOCOLAT名義のオリジナル作品をCD棚から出して聴く。このアルバムは作曲陣が自分が好きな面子が揃い踏み。片寄明人氏や神田朋樹氏の曲はもちろんAndyChase(IVY)の曲がたまらなく好き。

*A CRAZE / WEARING YOUR JUMPER(1996)
例えばAZTEC CAMERA「WALK OUT TO WINTER」などを聴くと冬を実感するけど、個人的にはこのA CRAZE「WEARING YOUR JUMPER」も同じような想いに無性に駆られる曲。収録曲の中でよくDJで回すのは「dub,but not mute」だけど。

*Bill Pritchard / Three months,three weeks & two days.(1989)
自分のお金で初めて買った洋楽のアルバムがこのアルバム。物憂げな文学青年が手を頭に当てているジャケットに何かを感じて買ったのを今でも覚えている。サウンドはジャケットから感じ取れるままのネオ・アコースティックサウンド。時折CD棚から取り出しては聴いている作品。

*PLASTIC GIRL IN CLOSET / eye cue rew see(2014)
12/6に新作のツアーファイナルワンマンを迎えたプラガ。このライブ中は撮影クルーとして会場最前列でiPhone6を持ってお手伝いするという特別な体験もさせて頂いた。また、この日のライブレポをとあるフリー誌用に書く都合もあって、あらためて聴き直している次第。多分9月からトータルで100回以上は通してこのアルバム聴いているけど、未だ聴き飽きないキラーアルバムです。そういえばアルバムリリース時のロングインタビューも担当させて頂いたのであった。まだチェックされていない方はぜひ→こちら

V.A. / LONDON PAVILION Volume One〈el 1986〉(1986)
個人的にネオ・アコースティック物は冬、ギターポップ物は春に聴いていることが多い。例年、12月にネオ・アコースティック物として一番聴いているのは多分prefab sprout『"JORDAN:THE COMEBACK"』なのだけれど、その次に聴いているのがこのコンピのような気が。収録されているTHE KING OF LUXEMBOURG「Valleri」とかはよくDJイベントで回していたなあ。

2014年12月5日金曜日

今週の音楽(2014.12.05)


*HOLLAND-DOZIER-HOLLAND / The Picture Never Change(1992)
もともと90年代の前期ぐらいまでは所謂ソウル・ミュージックがまったくといっていいほど相容れなかった記憶がある。ソウル・ミュージックで歌われる大きな意味での"LOVE"とかピンとこない、とか当時呟いていた気がする。だけど、このアメリカのソングライター /プロデューサーチームの作品を聴いてガラリと変わった。別に自分の本質的な考え方が変わった、とかじゃないけど、とにかく曲がいいんだもの。trattoriaが再発した絡みもあって、結構ミュージックツリー的に掘り下げていったなあ、当時。お金がどんどんなくなっていったのもよく覚えている(笑)

*The Fin. / Days with uncertainty(2014)
リリースされたので即買い。よく彼らについて触れる時にUSインディ云々って語られることがあるけど、個人的にはあまりその辺は気にして彼らのことを聴いていないかも。彼らやそれ以外にもYkiki BeatとかGABAなど去年〜今年出てきた日本の若手バンドは、もはや洋楽とか邦楽とか線引きしないで楽しめるレベルで気持ちよく音を鳴らせていると思ってる。そういった意味で今年日本のインディシーンってかなり面白かったと思うな、For Tracy hydeなどの台頭も含めて。

*PLASTICZOOMS / SECRET POSTCARD(2014)
彼ら史上もっともポップにカラフルに振り切れたミニアルバム。ネオアコや80's POP色が随分と強くなってるけど、活動初期にはカジ君のイベントにも出てたりしてその素養はもともと豊かなバンドだから、好感をもって聴いてます。音はかなりシンプルになってるから聴いてて、ある意味スリリングなところはあるけれど。

*BEN WATT / HENDRA(2014)
11/27の渋谷クアトロでのライブの余韻が未だ冷めやらず、あらためてアルバムを聴き直している日々。音楽としての表層的な意味でいえば1st『north marine drive』とは年月を経たこともあってか変わった面もあるアルバムだけど、根底に流れている部分はむしろ変わっていない気がして、その透徹感にちょっと感動に近い感情を覚えている。感涙しそうな気分は、ライブ当日前座だったGREAT3の片寄氏が「BEN WATTの前座でベンザ(便座)です」なんてMCをしてくれたので、すっかり消えたけど。

*TRACY THORN / Tinsel and Lights(2012)
BEN WATTを聴いていたから、というわけでもないけど、TRACY THORNのアルバムもCD棚から引っ張りだしてリピートする日々。このアルバムものすごく好きなんだけど、クリスマスをテーマにしているアルバムなので、この時期でないとなかなか聴き心地がよくない。そういった意味ですごくヤキモキする作品。

2014年11月29日土曜日

今週の音楽(2014.11.29)


*belle&sebastian / Tigermilk
ベルセバは初期の繊細なインディポップ期も、近年のからりとしたポップな作風も好きだけど、アルバムでいうと『Tigermilk』を一番聴いていると思う。でもよく聴いているバンドの割に不思議とそんなに思い入れはないんだよね。そもそもベルセバの元ベーシスト・スチュアート・デイヴィッドが仕切っていたLooperの方が好きだったぐらいで。とにかくいい曲、いいアルバムつくるバンドって印象。

*The OXs / hallo
10/18の下北沢モナレコードでのThe Laundriesのライブを観にいった時、対バンしていたThe OXsが配布していたフリーCD-R。彼らが好きであろう洋楽を、自然に自分たちの音として鳴らしてて好感持てるライブでした。"(the Washing in the Mix of)Meat Pie"をThe Laundries木村さんが良いって言ってたね。CD-Rに当日のライブのSET LISTが挟んであったのが小確幸なり。

*CAUCUS / COLORS
近頃CD棚から引っ張りだしてあらためて聴いているCAUCUS。個人的にはSunday Mondayで、メンバーのヤナガワさんの個人ユニットPRAGMAに出演してもらっていたりするけど、そういうの抜きにして好きなギターサウンド。自分の中ではSONIC YOUTHとかDinosaur Jrなどと平行している感じ。

*jan & naomi / jan,naomi are
新生GREAT3のベーシストjanの別ユニット。彼らの年齢から考えれば艶と色気がありすぎなベッドルームミュージック。すごく好き。今年出たアーランド・オイエの新作などが個人的には今ひとつジャストじゃなかった中、彼らの音楽があって救われた感じがあるかも。去年でいえば、自分的にはRyheとかMilosh的なポジションかも。   

2014年11月23日日曜日

ben wattのライブまであと少し


いよいよben wattの来日公演が近づいてきた(自分が観にいく日のフロントアクトはGREAT3 !!)。

2009年の彼のDJツアーの時は観にいかなかったから、ben wattを観るのは『 Walking Wounded』リリース後の来日公演(1997年)以来ということになるのかな。

あの時のステージ上でben wattが少々ぎこちないダンスで、しかしながら楽しそうに踊っていた姿は今もこの眼に焼きついている。

そんなわけで、今年リリースされた『HENDRA』は勿論、今までもずっと聴き続けていた『north marine drive』や、サポートギタリストで出演するBERNARD BUTLERの旧譜なども聴き直しているこの頃。

2014年11月22日土曜日

山とKGSS ON THE PEAKSと私


10月中旬に神奈川県の相模湖近くにある石老山に行った際に、左手の中指と人差し指の間をきれいに裂いてしまったこともあって、定期的に続けていた7分間エクササイズの連続記録も途絶え、少しずつ落ち始めていた体重もまた増加現象にある2014年の冬。

ようやく手の怪我の方も治り、手首に負荷がかかっても痛みを感じなくなってきたので、そろそろ体を動かすのを再開したく思っているこの頃です。年内にもう一回低山に行きたいなあ、と思ってはいるのだけれど(奥多摩の棒ノ折山あたり)。

そんなわけで、一時に比べると雑誌や書籍類を購入するペース自体は落ちつつも、山関係の雑誌類だけはコンスタントに買ってます。

今、発行中の『PEAKS』No.61にcruyff in the bedroomのギタリスト・シゲさんが参加している山を愛するミュージシャンたちによるギターロックバンド…というかAlpine Rockバンド、KGSS ON THE PEAKSの記事が掲載されていますね。

11/23(日) に高円寺AMP cafeでツアーファイナルのイベントが開催されるのでぜひとも遊びにいきたいけど、予定的に厳しいかもなあ。残念無念。




2014年10月13日月曜日

Sunday Monday Vol.31

今月の開催も先月に引き続き最終日曜日ではないので間違えないでね、月に一度のお楽しみSunday Monday!!

今月のSunday MondayもゲストLiveがありますよ。

今回はThe Terminal Stageニイオカヨシキさんが出演。


通常のThe Terminal Stageとまたひと味違ったライブが楽しめるのではないか、と今から楽しみな次第です。

そしてゲストDJにはサクライミスズ嬢が。なんだかんだで一定期間毎にSunday Mondayに出演していただいてますが、今回もビシッと凛としたDJを魅せてくれることでしょう。

そしてume-rockと自分も当たり前の話ではありますが回します。因みに来月はSunday Monday諸事情でお休みとなりますので、そういった意味でもぜひぜひぜひぜひ遊びにきて下さい ! 

あとは毎月恒例ではありますが、今月もAMP cafe下の高円寺HIGHでのライブイベント"Total Feedback"への行き来も自由ですので、こちらも満喫してもらいたい次第。5thアルバム『eye cue rew see』が絶好調なPLASTIC GIRL IN CLOSETやbroken little sister、響命オーケストラに7eyes40days、urbansoleとシューゲイズ好きには溜まらない面子が揃ってますよ!!

それとPLASTIC GIRL IN CLOSETの新作リリースのタイミングでインタビューを私やらせていただいてます。こちらもぜひチェックして下さい。プラガのこのボリュームでのロングインタビューはなかなか読めないと思うのでぜひ!
PLASTIC GIRL IN CLOSET『eye cue rew see』特設ページ



それとSunday Monday情報は随時下記リンク先に更新されてますので、チェックお願いしますね。
https://note.mu/sundaymonday

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10/19(SUN) Sunday Monday

高円寺AMP cafe
OPEN/CLOSE 18:00~22:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500(+ドリンク代500円)
*高円寺HIGHで開催されるTotal Feedbackへの往来自由です

【DJ】
ume-rock(beepluck,ex club bagsy)
アケシン(beepluck,Friends of b-flower+Livingstone Daisy)

【Guest DJ】
サクライミスズ

【Guest Live】
ニイオカヨシキ(The Teerminal Stage)

同時開催
"Total Feedback"@高円寺High
OPEN/START18:00/18:30

【LIVE】

2014年9月23日火曜日

Sunday Monday Vol.30 終了・アケシンプレイリスト


なんと気づけば30回目だった2014年9月のSunday Monday。

約140回続いたUK/US/JPN Rock&Pop中心のDJイベントbeepluckの終了が(確か)2011年末。Sunday Mondayはその翌年2012年の4月からスタートしているのだけれど、時の流れとはホント早いものです(基本的にはSunday Mondayはume-rockの尽力と愛情で成り立ってます)。

その間、高円寺HIGHで開催されているシューゲイザーバンド中心のライブイベント「Total feedback」の連動イベントとして往来自由の形を取り、時には「Total feedback」出演バンドの方々にSunday Mondayでアコースティックライブ等で出演してもらったりしてたわけですが。

今月のゲストライブはちょっと別方向からお声がけをして、歌手・声優・女優・タレントとして活動されている蝦名恵さんに出演していただきました。

蝦名さんは『2010年☆宍戸留美☆妹オーディション』でグランプリを取って本格的な活動を開始されてるわけですが、その後の活動での人との関わりや、9月1日にリリースした1stアルバム『迷子のレディバード〜Where is ladybird gone〜』でサポートされてるミュージシャンがなにかと自分の中で関心のあるミュージシャン等のピープルツリー的にものすごく繋がっている方で。簡単に挙げるだけでも前述の宍戸留美さんや津田大介氏、HARCO氏や高野勲氏、ロクセンチなどなど。

そんなこんなで、自分的にはかなり注目している蝦名恵さんのライブだったわけですが、ひと言でいうと「良かった」。これに尽きる。ひと言でいわないとあれこれ長くなるので、今回はその辺は割愛です。でも、事前に弾き語りライブの動画なども観てたので、どのような内容になるかはある程度予測できてたにも関わらず、それでも心動かされるぐらい「良かった」。

で、イベント終了後に前述の1stアルバム『迷子のレディバード〜Where is ladybird gone〜』を手にして帰宅。ここ数日ずっと聴いていたわけですが、このアルバムすごく良いです。というか個人的には「良い」レベルどころではなかった。なにがどう「良い」レベルどころでなかったのかは、あれこれ長くなるので今回はその辺は割愛です。「ヤバい」とかのひと言では片づけたくないので、近日中にその辺についてはあらためて文章にしたい。いや、する。頑張る。

さてさて、Sunday Mondayの話に戻ると、今回もう一方ゲストがいて、それはyome-rock(hisaelさん)。

umeちゃんとは「そろそろ…」なんて話も何度かしたりしてたのですが、初登場にして堂々としててさすがです。そもそもが名前がすでに選ばれてますよね、yome-rockって(ご本人が納得されてるかはやや疑問もありますがw)。

そんなわけで、始まったと思ったらあっという間に終わってしまった気分の今回のSunday Monday。



最後に、久々に今回の自分のプレイリストを挙げておきます。

1回目のセットは今年の自分の傾向が割と素直に出てるセレクトかと思われます。2回目のセットは序盤はネオアコ・ギターポップ系譜の大ネタ、ラスト2曲はSunday Monday的に外せないセレクトと思います。プラガは5thアルバム『eye cue rew see』リリースを記念して、2曲セレクトしています。

そういえば、saint pepsiやThe Griswoldsなど最近モノはまったく回さなかったね。この辺は来月にでも。

■1回目■
1.NEIGS / come on baby
2.blueberry,very blue / for you
3.the Ships / Wendy Says
4.b-flower / ヒバリが鳴く頃に(1996年カセットMTR DEMO Ver)
5.SHOKO / London my town
6.PLASTIC GIRL IN CLOSET / CITRUS KISS
7.Al Van She's Coming / mint
8.スピッツ / 日曜日
9.The History Of Apple Pie / SEE YOU
10.taffy / Tumbling
11.MIKA FLAKES / SON OF A GUN
12.VERONICA FALLS / BROKEN TOY
13.THE LIKE / He's Not a Boy





■2回目■
1.The Zombies / Friends of Mine
2.Flipper's Guitar / Joyride
3.Teenage Fanclub / God Knows It's Ture
4.Resque / Yeah!
5.Primal Scream / Crystal Crescent
6.The King Of Luxembourg / Valleri
7.Jim Jiminee / Town And Country Blues
8.The Laundries / ドライブの日に
9.Me Me Me / Hanging Around
10.New Order / Here To  Stay
11.cruyff in the bedroom / Tokyo Loves You
12.PLASTIC GIRL IN CLOSET / COLOURS OF THE WORLD



2014年9月16日火曜日

Sunday Monday Vol.30

今月の開催は最終日曜日ではないので間違えないでね、月に一度のお楽しみSunday Monday!!

今月も先月先々月に続いてゲストLiveがあります。

今回は蝦名恵さんが出演。

一番キャッチーな紹介の仕方としては『2010年☆宍戸留美☆妹オーディション』グランプリという経歴をお持ちの方、ということになるのだろうけれど、その活動は宍戸留美さん同様に女優や声優、歌手と多岐に渡っておりマルチな才能を発揮されている方です。自身のnoteで企画されている「えびラジ♪」のトークでは中国語講座も開かれていますし。さらにこまかい経歴は下記リンク先をチェックして頂ければ、と思います(特技の馬のモノマネが気になるところですが...)。


で、そんな蝦名さんが今年9月1日に1stアルバム『迷子のレディバード〜Where is ladybird gone〜』をリリース(ライブ会場限定発売)。そして10/5の初ワンマンを前にして、twitter等で出演先を募集して"ライブハウス武者修行"を決行…ということで、今回Sunday Mondayでお声がけさせていただいた次第。

とはいっても、もともと彼女の曲をHARCO氏が楽曲提供をしていたり、前述の宍戸留美さんの曲をカバーしたり、ということで好きで聴いていたので、ひと言でいえば近くで観たいなあ、歌を聴きたいなあ、ってのが単純な本心だったりするわけですが。声が素敵なんですよね。あとは近年の宍戸留美嬢を継承するフレンチポップ歌謡テイストな曲もツボだったりもします。



というわけで、実は誰より自分が今回のSunday Mondayを楽しみにしているんじゃないか疑惑もありますが、皆さんもぜひぜひ遊びにきてほしく思っている次第です。

そしてゲストDJにはついに登場…!?、その名もyome-rock!!(hisaelさん)

こちらも、ume-rockとの競演による相乗効果が期待されるところです。

あとは毎月恒例ではありますが、今月もAMP cafe下の高円寺HIGHでのライブイベント"Total Feedback"への行き来も自由ですので、こちらも満喫してもらいたい次第。先月ゲストで回してくれた中村くんがドラムで参加しているsugardrop、これまたゲストLiveで参加してくれたcivicをはじめとして、mashやreal birthday、diveとシューゲイズ好きには溜まらない面子が揃ってますよ!!



それとSunday Monday情報は随時下記リンク先に更新されてますので、チェックお願いしますね。
https://note.mu/sundaymonday

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9/21(SUN) Sunday Monday

高円寺AMP cafe
OPEN/CLOSE 18:00~22:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500(+ドリンク代500円)
*高円寺HIGHで開催されるTotal Feedbackへの往来自由です

【DJ】
ume-rock(beepluck,ex club bagsy)
アケシン(beepluck,Friends of b-flower+Livingstone Daisy)

【Guest DJ】
yome-rock(hisael)

【Guest Live】

同時開催
"Total Feedback"@高円寺High
OPEN/START18:00/18:30

【LIVE】

2014年9月7日日曜日

BACH bike2B

8月は暇をみてはアウトドアショップなどに頻繁に出入りしては、主に日帰り〜一泊程度の山登りやハイキング用のバックパックを物色する日々。

スタンダードなモデルをショップで試着した上でアマゾンで買うか、とか、北欧のアウトドアショップで気になったものを奮発して買おうかとかその瞬間瞬間で思い悩むことの繰り返し。



価格やデザイン・機能などを気にしつつ、あれこれ身につけつつも今ひとつ決め手に欠けていたのだけれど、8月末に「これにしよう」と決心してようやく購入。

購入したのはBACH(バッハ)というメーカーのbike2bというバッグ。



BACHはもともとアイスランドで設立されスイスを中心に展開して、2000年以降は生産拠点をアジアに移して認知度を高めてきているメーカー。トラベルやクライミング、サイクリングなどへの使い勝手の良さとデザインの良さが人気を集めてきています。

http://www.barriojapan.com/bach.html

もともと去年一度どこかのショップで見かけた時に気になっていたのだけど、その時はスルー。その後、店舗ではまったくという程見かけることがなくて忘れてたのだけど、たまたま別件で某ファッションサイトを見てたら発見。

今回、もともとは日帰りの山登り用のバッグを物色していたのだけど、月に何度も頻繁に山に出かけるわけでもないので、どうせなら普段使いできるにこしたことはないなあ、ということもあり、機能やデザインなどあれこれ踏まえた上でこのバッグに決定。PCを入れる専用スペースもあり、容量も30Lでレインカバーも付いてて耐久性も問題なさそうだし(ヘルメットホルダーは使わない気がするけど…)。

ここ10年以上、(あまり似合わないので)日常でバッグパックを使うことはなかったけど、当面はこのバッグを使い込んでいこうかな、と思うこの頃。ちょっと諸事情があり、当面あまり山には行けなさそうなのが本末転倒な気もするけど。

何はともあれ、エセ・バックパッカーライフ、始まりです。

2014年9月5日金曜日

読書の秋に突入…?

暑かった季節から涼し気な季節へと変わり始めたこともあり、空いた時間にちょこちょこ本や雑誌などを読みあさり始めているこの頃です。

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個人的にコレクションし続けている漫画家伊藤潤二氏の8年ぶりのホラーコミックス「魔の断片」。相変わらずのアイデアの切れと怖さを超えて笑っちゃう描写力に読んでいるとニヤニヤしてしまいます。

大山卓也著「ナタリーってこうなっていたのか」。ナタリーに関してはフラットな距離感の自分ですが、webサイト「ミュージックマシーン」はその昔、毎日チェックしてたのでその頃のことを思い返したり。卓也氏の「ナタリー」での記事の書き方やその姿勢について、いろいろと自分なりに思うこともあり、読んで有意義な一冊でした。


近頃BRUTUS購入率が落ちてきてましたが、今号は「この特集があったか…」と口をすこし緩ませながら手に取ってレジへ直行。


そんなわけで松浦弥太郎氏の初期の書籍を読み返してみたり。近頃は氏の刊行ペースが早すぎるのに追いつけなかったり、変わらない為にやや変わってしまったように感じられる氏の文体や綴られる内容に自分がフィットしないこともあって購入は控えていることが多くなってしまったけれど。


弥太郎氏の初期の本「くちぶえカタログ」。この本は大好きな本でいままでに数十回以上読み返している一冊。文章だけでなく、写真や立花文穂さんの装丁なども含めて全てが好きな仕上がり。

2014年9月3日水曜日

PLASTIC GIRL IN CLOSET インタビュー【前編】



9/17にリリース予定のPLASTIC GIRL IN CLOSETの5thアルバム『eye cue rew see』。

今回このアルバムのリリースのタイミングでプラガのメンバーにインタビューさせて頂きました。インタビューは前編・後編と2回に分けてプラガの新作特設ページ内に公開されます。

http://www.plasticgirlincloset.com/ecrs_special.html

本日9/3公開の前編では、新作ができるまでの経緯やアルバムタイトルについて、リードトラック「COLOURS OF THE WORLD」MVなどについて触れています。

そしてアルバムリリース直後ぐらいのタイミングで後編を公開予定。後編ではアルバム収録曲一曲一曲についてメンバーの皆さんに聞いてますので、こちらもお楽しみに。

新作『eye cue rew see』、リリースに先駆けてすでにアルバム100回以上通して聴かせていただいてますが、いまだに飽きずに新鮮味をもって聴けていますよ。皆さんもぜひ聴いていただきたい作品です。




2014年8月25日月曜日

Sunday Monday Vol.29

今度の日曜は月に一度のお楽しみSunday Monday!!

今月も先月に続いてゲストLiveがあります。今回はcivicが出演。因みに先月ゲストLiveで出演してくれたHoneydewは行き来自由の連動イベント"Total feedback"に出演します。



そしてゲストDJもいつにもまして豪華。

自分もume-rockもbeepluckでは散々お世話になったヨシハル大将に、sugardropさらにはalicetalesとしてもブレイク中の中村くん、そしてhourmusik キウチさん。



ここまで豪華な面子が揃ったこともあり、今月は自分はお休みさせていただきます(仕事の為)。

AMP cafe地下の高円寺HIGHでの"Total feedback"にはゲストで回してくれるキウチさんのhourmusikに加え、先月に続きPLASTIC GIRL IN CLOSETなども出演しますので、ぜひぜひ遊びにきて下さいね。


それとSunday Monday情報は随時下記リンク先に更新されてますので、チェックお願いします。
https://note.mu/sundaymonday

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8/31(SUN) Sunday Monday

高円寺amp cafe
OPEN/CLOSE 18:00~22:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500(+ドリンク代500円)
*高円寺HIGHで開催されるTotal Feedbackへの往来自由です

【DJ】
ume-rock(beepluck,ex club bagsy)
アケシン(beepluck,Friends of b-flower+Livingstone Daisy)*今月はお休み*

【Guest DJ】
タカハシヨシハル(beepluck)
キウチマサキ(hourmusik)
中村恭輔(sugardrop / alicetales)

【Guest Live】
civic

同時開催
"Total Feedback"@高円寺High
OPEN/START18:00/18:30
【LIVE】

2014年8月6日水曜日

カジヒデキ / ICE CREAM MAN


昨日購入したカジ君の新作『ICE CREAM MAN』を聴きながら、夜に新宿タワレコへ彼のインストアライブを観に向かう。

新作でも活躍しているトランペットのオリタさんとカジ君の2人によるアコースティック・ミニライブ。まずは近年の彼の摑みの一曲「甘い恋人」。映画『デトロイト・メタル・シティ』公開って2008年か。時が流れるのは早いね。

その後は新作から3曲。

まずは、かせきさいだぁの恥ずかしいぐらいド直球な詞と録音時にゲスト・コーラスで参加した坂本美雨に関するエピソードをMCで話しつつ、今となっては日本ではカジ君の専売特許と言っても過言ではないであろうファンカラティーナ・サウンドが気分を夏のように昂揚させてくれる「灼熱少女」。


続いては元Pizzicato Fiveの野宮真貴が録音時はコーラスで参加した「雨降り都市」。時間が限られたミニライブでしっとりしたナンバーは結構レアかもしれないね。

そして最後はアルバムタイトルチューンでもある「アイスクリーム・マン」。楽曲そのままの楽しい気分でインストアライブはあっという間に終了。

で、ここからは簡単に個人的感想まじりで新作『ICE CREAM MAN』について。

今までもそのタイミングタイミングで発表していた曲から故・大瀧詠一氏に対してのリスペクトぶりは伺えたカジ君。今作では『Blue Heart』に続く夏を想起させるアルバムコンセプトというのもあるのだろうけど、かせきさいだぁとの強力(協力)タッグでリスペクト感をパワーアップさせつつのナイアガラサウンドへのアプローチがより明確になってますね。

でもアルバム中盤以降は、近年コラボ作も出したsister jetなどのロック感を内包したサウンドや、カラフルでフレッシュな打ち込み色のある曲も交えつつで、バリエーション豊かな充実作に仕上げてるとこがニクいです。これだけのキャリアがありつつ変な大御所感がまったくないいい意味での落ち着きのなさこそが、やっぱカジ君が他のどのアーティストとも違ったオンリーワンたる所為だと思う。

あと今作のラストナンバー「僕らのスタンドバイミー」の歌詞や、購入時に限定で付いてくるジン(フリーペーパー)でも触れられている"1991年の夏"については、いろいろと思いかえせばきりがないぐらいに思うことが自分もあったりする。日本でのFlipper's Gutar『ヘッド博士』リリースからVENUS PETERの台頭、UKではマッドチェスター〜セカンド・サマー・オブ・ラブ・ムーブメントなどなど。

多感な時期にリアルタイムで体感したこの時期の経験は今もって、忘れられないものではある。川崎クラブチッタでのプライマル・スクリームのライブの後、マラカスを街中で振っててポリスマンに注意されたりしたのは笑い話でしかないけど。




2014年8月5日火曜日

高野寛 / TRIO


本日購入したCD4枚。

全部、その存在を知ってからずっと追いかけ続けているアーティストばかり。

ここ数年の80〜90年代に活躍していたアーティスト達の健在ぶり・復活ぶりには口もとと財布のひもが緩みっぱなしです。

今日は購入した中から、まず活動25周年を迎えた高野寛がリリースしたオリジナルアルバム『TRIO』をじっくりと聴く。

初のブラジル録音による作品で、モレーノ・ヴェローゾがプロデュース。全編リラックスした空気感の中から生まれるグルーブがとにかく気持ちよい。自分が心底好きな曲「確かな光」や「See You Again」のセルフカヴァーもたまらなく最高だし、大切そうに紡がれるメロディとシンプルな言葉の数々の相性の良さが耳とココロに響いてくる新曲たちも素敵。

思い返してみれば自分が高校生の時、友人に「なにかポップなアルバム貸して」とリクエストした時に稲垣潤一と高野寛のデビューアルバムの2枚を借りて、その際に高野寛にハマらなければ今の自分の音楽的趣向はまったく違っていたのだろうなあ、と。

高野寛からそのデビューアルバムをプロデュースしていた高橋幸宏〜YMO〜ムーンライダーズ系譜を遡っていったのと、Flipper's Guitarの1stから洋邦のネオ・アコースティック物を片っ端から聴きまくっていって、パーフリの2人の作風が変化していくのに順応してUKインディロック〜マンチェスター〜ブリットポップにハマっていったのが、自分のリスナーとしての軸だから。

2014年8月4日月曜日

朝の光




先月はモニターで使用していたミラーレス一眼のSONY α5000でずっと写真を撮っていたので、約一ヶ月ぶりにメインの一台で自宅ベランダから朝日を撮影。

2014年8月3日日曜日

PLASTIC GIRL IN CLOSET / COLOURS OF THE WORLD


元Spiral Lifeの石田ショーキチ氏と数度の競演を果たし(しかもSpiral Lifeのカバーもし)、スピッツの草野マサムネ氏に最近のお気に入りとしてピックアップもされて、ここにきて90年代の日本のロックシーンを牽引していた方々にとても愛される状況となってきているPlastic Girl In Closet。

9/3にリリースする5thアルバム『eye cue rew see』に先駆けて、リードトラックとして「COLOURS OF THE WORLD」のMVが公開されてます。

カラッと晴れた夏の日にぴったり合いそうな昂揚感と疾走感に満ちあふれたシューゲイズ・チューン。その突き抜けっぷりに爽快ささえ感じさせつつ「さよならなんだって」なんてフレーズが何度も繰り返されることによって胸の奥にあるなにかをキュンと刺激されるコト間違いなし。楽曲とジャストフィットしたMVも最高です。

と、書き出すとまだまだあれこれ書けそうなんですが、アルバムが出る頃にまた別のタイミングで彼らの新作にがっつり触れる機会があるので、今日はほどほどにしておくことに。

さてさて自分はもう一度「COLOURS OF THE WORLD」MVを観ることにします。

皆さんもぜひ。






5th Album 『eye cue rew see』2014.09.03 RELEASE

1.NEW VIEW / 2.ERROR / 3.STARRY STAIRWAY / 4.TENNIS COURT / 5.E.Y.E / 6.CITRUS KISS /7.VAMPIRE / 8.FERRIS WHEEL NIGHT LIGHTS / 9.SAD DREAM / 10.AFTER DARK /11.COLOURS OF THE WORLD 

2014年7月24日木曜日

高橋幸宏 with In Phase / PHASE


7/23に届いた高橋幸宏 with In Phase 『PHASE』ブルーレイを同日夜に観てたら、疲労と眠気に負けて寝落ち。朝の4時過ぎに目が覚めたら、寝落ち前とほぼ同じ部分がまたテレビ画面に流れていました(繰り返し再生)。

2013年9月23日・渋谷Bunkamuraオーチャドホールでのライブ映像がほぼ完全収録(1曲諸事情により音声無しで映像のみの曲がある)の映像作品なので、当日仕事で泣く泣く観にいくのを諦めた自分にとっては非常にありがたい作品。昨年リリースされていまだにヘビーローテションしているアルバム『LIFE ANEW』の曲が演奏されている様を目で見ることによって、またアルバム自体の愛着が増したような気も。

ブルーレイ&DVD(同内容)とライブ音源(こちらは全18曲完全収録)がコンパイルされているので、どんな環境でも観たり聴いたりしたいときにすぐに対応できるのも素晴らしい。あと60Pのスペシャルブックレットも読みごたえ・見ごたえ充分でこちらも非常に満足。

なにはともあれ、ほぼ全編にわたってドラムを叩きながら歌う幸宏氏の姿が満喫できるので満足度は高いなあ、ほんとに。





「All That We Know」は楽曲も歌詞も好きな曲だけど、MVも心底好き。もう何十回ってこのMV観てるね。

2014年7月23日水曜日

石田ショーキチ with PLASTIC GIRL IN CLOSET / LIFE IS SPIRAL & ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT



7/18に盛岡で行われたPLASTIC GIRL IN CLOSETと石田ショーキチ氏のライブ動画がYoutubeにupされてますね。

しかもSpiral Lifeの"LIFE IS SPIRAL"と"ANOTHER DAY,ANOTHER NIGHT"のカバー。緊張感とリラックス感の入り交じった雰囲気が伝わってきて、たまらないです。よだれが出てきそうです。

そんなPLASTIC GIRL IN CLOSETが出演する7/27(日)のTotal Feedbackと連動して行き来自由なDJイベントSunday Monday、こちらもぜひぜひ遊びにきてください。ぜひぜひ(しつこい)。

http://akeshin.blogspot.jp/2014/07/sunday-monday-vol28.html
https://note.mu/sundaymonday/n/n3fc24fe25e91


2014年7月22日火曜日

Sunday Monday Vol.28

今度の日曜は月に一度のお楽しみSunday Monday!!

先月のSunday Mondayの様子

今月のSunday MondayはHoneydewのゲストライブ有り! さらにはCactus Flowerのクロゴメ氏のゲストDJも! 更にいうなれば、ume-rock&アケシンのDJタイムも(当たり前か)。


 
そして同時開催で行き来自由の高円寺HIGH"Total Feedback"ではプラガ&アルバンのOnly Feedback組に加えて、The Terminal Stageや7eyes 40days、amenotoのライブと充実のラインアップです。





また、自分がお手伝いさせていただいているムクドリの会フリーペーパー2号の配布も行いますのでこちらも興味ある方、ぜひぜひお声がけお願いします(ムクドリの会や、そのフリーペーパーとは何ぞや?という方はこちらをご確認下さいね→https://www.facebook.com/b.flower.LD)。

月末の日曜日の夕方、フジロックにも遊びにいかず、まだご予定の決まっていない方いらっしゃいましたら、ぜひぜひ遊びにきて下さいね。

それとSunday Monday情報は随時下記リンク先に更新されてますので、チェックお願いします。
https://note.mu/sundaymonday

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7/27(SUN) Sunday Monday


高円寺amp cafe
OPEN/CLOSE 18:00~22:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500(+ドリンク代500円)
*高円寺HIGHで開催されるTotal Feedbackへの往来自由です

【DJ】
ume-rock(beepluck,ex club bagsy)
アケシン(beepluck,Friends of b-flower+Livingstone Daisy)

【Guest DJ】
Kurogome(Cactus Flower,ex Mika Flakes )
【Guest Live】
Honeydew
同時開催
"Total Feedback"@高円寺High
OPEN/START18:00/18:30
【LIVE】

PLASTIC GIRL IN CLOSET
Al Van She's Coming
The Terminal Stage
amenoto
7eyes 40days

2014年7月20日日曜日

For Tracy Hyde / In Fear Of Love

多分ここ2年ぐらいの間で、自分がDJする時にこのバンドの曲を回すことがかなり多かったんだけど(リメイク前の「First Regrets」とか「Halation」とか「Another Sunny Daze」とか)、ラブリーサマーちゃん加入後の「In Fear Of Love」に関してはフリーCDを狙いすまして店舗に取りに行ってもことごとく空振りしてゲットできてなかったんで、今回めでたくフリー・ダウンロード配信でようやく4曲通して聴くことができて、ほんと嬉しいかぎりです。

とりあえず管くんの前身ユニットの時から彼の活動はチェックしてて、「普通だったらそのアイデアでアルバム一枚いけちゃうじゃん」ってところを4〜6曲程度でまとめてサクッと(フリーで)配信して「はい、次はこれ」っていうスピード感がたまらなくて。で、ころころ(ジャンル的に)変わる楽曲に乗せる歌詞も作り手の"人となり"がきちんと見えてて最近のバンドの中ではかなり面白くて。


で、今回の「In Fear Of Love」。


個人的には管くんの声がけっこう(かなり)好きなので(自分の中では現Sugiurumnの杉浦君直系って感じ)、ラブリーサマーちゃん加入は功罪あるっちゃーあるわけですが、今回バンド自体かなり注目度が上がってるわけだから、まあいいことなのよねーと納得はしてる次第です。はい。


と、書くとラブリーサマーちゃんがニガテみたいに受け取られてしまうとアレなので、この場を借りて告白しておきますとラブリーサマーちゃんは大好きです。はい。


追記
下記リンク先の方がきちんと彼らについて書いてますので、そちらをチェックした方がもっとよく彼らについてわかると思います。
http://www.belongmedia1965.com/2014/06/18/review-for-tracy-hyde-in-fear-of-love/
http://spincoaster.com/for-tracy-hyde-first-regrets/
http://ystmokzk.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
http://ameblo.jp/white-no13/entry-11873951380.html
http://ki-ft.com/music/fortracyhyde-infearofloveep/