2014年1月25日土曜日

The Royal Concept / On Our Way

いよいよ明日は2014年一回目の"Sunday Monday"。

ふと時間が空いた時に何を回すか考えたりしているけど、多分The Royal Concept「On Our Way」は回すはず。一昨年去年と彼らの「Gimme Twice」はかなり回したしね。

http://www.theroyalconcept.com



2014年1月24日金曜日

beepluck&bar drop&Sunday Monday新年会

昨日1/23は代々木上原バル・シラントロで、beepluck&吉祥寺bar drop&Sunday Mondayの面々で集まって少し遅めの新年会。

ボリュームいっぱいのパエリアやタコのアヒージョなどを頬張りつつ、ワインをいつもより多めに飲んで懐かしくも楽しいひととき(仕切ってくれたbeepスタッフS嬢ありがとう!)。


今週末に近づいてきたSunday Mondayでは持ち時間がいつもより多くなりそうだし、beep時代によく回していた曲も交えつつ、DJをしようかなとそんなことを思ったりした。

例えばDuffyの「sugar high」とか(そういえばこの動画最初に出てくるタイトル文字、haraxがbeepのフライヤーでパロってたなあ)。




2014年1月23日木曜日

Wallflower / Only In My Dream


昨日映画「ウォールフラワー」について触れましたが、"Wallflower"といえば大阪市箕面市出身のインディポップバンドを忘れてはいけませんね。

そのバンド名に内包される某かがそのまま楽曲や歌詞、声に体現されて音として"鳴ってしまって"いる様がたまりません。齢40を過ぎたおじさんが何度聴いても耳と胸と心をくすぐられてしまいます。

好き。

http://wllflowr.tumblr.com
https://www.facebook.com/youarewallflower



2014年1月22日水曜日

映画「ウォールフラワー」


仕事を終えた後、時計とにらめっこしながら吉祥寺へ移動。今週末(1/24)で東京近辺での公開が終了する映画「ウォールフラワー」を観る。上映開始から5分程過ぎて、館内に入ったら、席はほぼ満席であった。

映画広告などに記されている「『ライ麦畑でつかまえて』の再来と絶賛、社会現象となった"青春小説の金字塔"が映画化」というコピーだけで内容はある程度把握できるかとも思うが、そういえば最近はこのような思春期特有の青春映画あまり観てなかったなあ、とか思いつつ、スクリーンに映し出される高校生たちの楽しくもナイーブで儚い青春の日々を眺め続ける。

1999年に刊行された青春小説「The Perks of Being a Wallflower」を原作者のスティーブン・チョボスキー自らが監督を務めて映画化。このフィルムの中ではThe Smithsの「Asleep」、その他galaxie500など80年代のインディ・ロックが重要なファクターとして用いられているのだけれど、ローガン・ラーマンやエマ・ワトソン、エズラ・ミラー等若くも魅力的なキャストの瑞々しい演技もあって、変なインディ感もなく、かといって変に仰々しいハリウッド感も少なくて、とてもバランスの良い演出がよかった。

「Wallflower / 壁際の花」とはダンスパーティなどでパートナーがいなくて壁際で佇んでいることを意味している。原題の「The Perks of Being a Wallflower」は訳すと「"ウォールフラワー"でいることのちょっとした特権」なんて感じかも。

それで、自分自身も中・高の学生時代はこの映画でいうところの"ウォールフラワー"的生活を多分に送っていたわけだけれど、当時は結構確信的にそのポジションをキープしていたこともあって、「ホントは壁際から離れたいのに…」的なくすぶり感ってほとんど感じたことがなかった。逆にいうとそれ故の特権を自ら楽しんでいた、というか。それに音楽とか本に没頭していて、"女の子"に関してはホント関心外だった。

だからこの作品のような若者たちを描いた青春映画を観ると、ものすごく共感できる部分とそうでない部分が必ず同居する。そんなわけで、今回も絶賛!とまではいかないわけだけど、とても良い映画だなあ、とは率直に思ってみたりしたわけです。ぜひ機会があれば観てもらえたら、と薦められる映画です。

2014年1月21日火曜日

Sunday Monday Vol.22

2014年最初のSunday Mondayの詳細です。

今回は"Sunday Monday"と連動しているライブイベント"Total Feedback"開催スペースである高円寺HIGH 6th ANNIVERSARYということもあり、いつもより一時間早い17時からの開催となります。そんなわけで、ライブイベント"Total Feedback"出演バンドも通常以上に盛りだくさん。DJイベントも、ライブイベントも思うがままに満喫してもらえればうれしく思っています。

また、先月ライブで参加してくれたCAUCUS / PRAGMAのヤナガワ氏がゲストDJとして参加しますのでこちらもお楽しみに(HIGHの方でCAUCUSのライブもあるよ)。

それとこの日、自分がお手伝いさせて頂いているb-flower&Livingstone Daisy後方支援の集い・通称"ムクドリの会"とインディポップ情報満載の(Have a good)Tea Timeとのフリーペーパーコラボ号の配布も行います。

ホントは顔を合わせた方全員に配り回りたいのですが、先日刷り上がったばかりにも関わらずすでに数不足状態に突入しているので、なかなかそうもいかないと思います。なので、欲しい方・興味のある方はぜひ自分に声をかけて下さいね。

ムクドリの会情報やフリーペーパーの反響等はこちらでチェックできます。



そんなこんなで新年早々楽しい企画いっぱいのSunday Mondayにぜひぜひ遊びにきて下さいね。お待ちしております!

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1/26(SUN) 高円寺amp cafe

OPEN/CLOSE 17:00~22:00
ADV/DOOR ¥2,000/¥2,500
*別途ドリンク代500円頂きます。
*SundayMondayでご入場頂くと少しだけお得な割引あり!! DMやtwitterなどでご連絡下さい。
*高円寺HIGHで開催されるTotal Feedbackへの往来自由です。

【DJ】
ume-rock(beepluck,ex club bagsy)
アケシン(beepluck,Friends of b-flower + Livingstone Daisy)

【guest DJ】
Pragma(k yngw/CAUCUS ソロユニット)

"Total Feedback"@高円寺High
OPEN/START17:00/18:30

【LIVE】

2014年1月20日月曜日

Sunday Monday Vol.21 アケシン・プレイリスト

2013.12.29(Sun)@高円寺amp cafe

2013年最後のSunday Monday。


アニソンと80年代ニューウェーブ物を並列して回す20代のヤングマンことsugardrop中村君のDJも、ラップトップミュージックにモノの見事に自身の衝動をぶち込んだCAUCUSのメンバーでもあるPRAGMAヤナガワさんのライブも共に最高でした。勿論、ラップトップDJもすっかり板についたume-rockのDJも、ね。



↑PRAGMAのライブ(Sunday Monday時ではないのであしからず)

というわけで自分のDJのプレイリストは以下の通り。

■1回目■

1.Washed Out / Don't Give Up
2.Rhye / The Fall
3.Blood Orange / Chosen
4.Being Bornings / Love House of Love
5.The Beauty / Fifth Regret
6.Two Door Cinema Club / The World Is Watching(with Vanentina)
7.Kido Yoji / Hot and Cold
8.藤原ヒロシ / Horizon(Dub Mix)
9.CSS / Honey



■2回目■

1.Stars / This Charming Man
2.Sloppy Joe / The Boy Who Talks About Someone
3.Dolphingull / My Secret Hills Forever
4.Homecomings / You Never Kiss
5.A Craze / Dub but not Mute
6.Belle & Sebastian / Sleep The Clock Around
7.Veronica Falls / Teenage
8.Jjamz / Suicide Pact
9.The History Of Apple Pie / See You
10.Taffy / Snowberry
11.Duffy / London Girls
12.The Strypes / Blue Collar Jane

2014年1月19日日曜日

The Laundries Live @ 新大久保 CLUB Voice

ランドリーズのライブを観る。

僅か30分のライブセット。しかし、彼らが愛してやまない音楽に対しての真摯さという名の「熱」を感じ取るのには充分すぎる時間であった。長い長い沈黙の間、ナイーブな微熱でなにかと闘い続けた故に彼らが獲得したある種の「強さ」を、その歌や演奏や立ち振る舞いからひしひしと僕は感じ取ることができた。

それは、昨年リリースされた復活作「Natalie」に収録されたバリエーションに富んだギターポップの端々から感じ取れた「ロック」さを凝縮してライブで実践した、といえるかもしれない。または、音楽スタイルとしてそこんじょそこらでコピーされている嘘っぱちな「ネオアコ」ではない「本当のネオアコ」の体現と言い換えてもいいかもしれない。

昨年、アルバムリリース後の行われたメンバー3名で行われたタワーレコードでのインストアライブで僅か数十分で感じ取ることができた彼らに対する「期待」は今日のライブで「確信」に僕の中では変わった。

来月2月には下北沢モナレコードでのレコ発ライブが控えている。この日はアルバム「Natalie」収録曲と彼らが敬愛してやまないtrash can sinatrasのカバー曲「Who's he」とブレのない絞り込んだセットリストだったけれども、今度は1stの楽曲も交えて、より幅広く確かなライブをきっと彼らは魅せてくれるはず。

終演後、ランドリーズの面々と話す機会を得る。この日のライブパフォーマンスの結果について歯痒さを口にしていたけれど、その時の表情や言葉から滲み出る志の高さを感じて、ますますこのバンドは信用できると、そう思った。









Photo by Akeshin

2014年1月18日土曜日

(Have a good)Tea Time vol.4 × Friends of b-flower +Livingstone Daisy vol.1


いよいよ1/19(日)からインディポップやネオアコ情報満載のフリーペーパー「(Have a good)Tea Time」と自分がお手伝いさせて頂いているb-flower&Livingstone Daisyの後方支援部隊(!?)「ムクドリの会」のコラボ号の配布が始まります。自分はb-flowerのアルバムレビューとVenus Peterに関するコラムとアルバムレビューを書かせて頂いています。

詳細は下記リンク先をご確認お願いします。配布数と配布先から考えるとかなり早く手に入らなくなる可能性があるので、欲しい方・気になっている方はご連絡をぜひお願いします(自分のことを知っている方は直接twitterやFacebook等でその旨のメッセージを送って頂ければ確保します)。

Facebook https://www.facebook.com/b.flower.LD
blog http://ameblo.jp/fobfld/entry-11751750446.html

b-flower関連のみならず、復活Venus Peterのライブレポートやboyishインタビュー、ファンジン特集などA5全20ページの隅から隅まで読み応え満載ですよ。

そしてb-flower&Livingstone Daisyの楽曲の未発表バージョン2曲のフリーダウンロード付!! これは昔からのファンの方も、まだ彼らを聴いたことない方も必聴な内容です!!




twitter等でこのinfoリリース後、早くもいろんな反響がきており、非常にうれしい限り、です。










2014年1月17日金曜日

YUKIHIRO TAKAHASHI & METAFIVE / TECHNO RECITAL


六本木EX THEATERにて高橋幸宏&METAFIVE(小山田圭吾 / 砂原良徳 / TOWA TEI / ゴンドウトモヒコ / LEO今井) のライブ「TECHNO RECITAL」を観る。仕事の都合もあり、当日券で入場した訳だが、B3Fプレミアムゾーン(スタンディングゾーン)だったこともあり、すんなりとほぼ最前列に移動して幸宏氏と小山田氏とTOWA TEI氏をじっくりと観れる位置でライブを満喫することができた(客層がそれなりにアダルティということもあってか、人と人の間のスペースに余裕がちゃんとあるのです)。

演奏時間こそ90分とややコンパクトだったものの演奏された全15曲、幸宏氏を筆頭としてその他の5人が観どころ聴きどころをしっかりとパフォーマンスで魅せてくれたこともあり、ひと言でいうと"とても満足いくテクノショー"であった(当時のニューウェーブというよりは"今のテクノ"色が強かったかな)。

自分は幸宏氏が東芝EMI在籍時(作品でいうと「EGO」)からリアルタイムで聴き始めたリスナーで、幸宏氏のソロに関していえばYMOを中心とした先鋭的な部分というよりは、侘び寂びと痛みを含んだ大人のポップソング的部分に最初にグッとキてしまった人種なので(因みに当時高校生だったわけだが…)、今回のような自分が大好きなメンバーがそろい踏みで、初期の楽曲中心のセットリストでその音楽を確認しつつ、目と体と心に吸収することができてホントによかったなあ、と心の底から笑えるくらいにそのように思った次第。

というか、そういう中期リスナーすら興奮するくらい、1曲目の「CUE」2曲目の「Ballet」って心憎い曲のセレクト具合なんだと思う(因みにオープニングはpupaの「META」であった)。そして昨年リリースした「LIFE ANEW」が初期からの幸宏氏リスナーにしてみると賛否分かれそうなテクノ色は薄めの作品だったこともあるから、その辺も補完する意味でこの一夜は意味あるものでもあるのかなあ、と思ってみたり。

しかし、小山田氏のギターや、まりんのシンセベースの手弾き、ゴンドウ氏の心に染み入ってくるホーンはホントに満喫できたなあ。あとLEO今井氏の色気のあるヴォーカルも思っていた以上に良かった(何気に声が幸宏氏系譜かも、と思ったり)。

あとはTOWA TEI&幸宏氏による生「Radio」から「Radioactivist」の流れも最高だったなあ。唯一ほんの少しの心残りといえば、幸宏氏のドラムをもう少し体感したかったことぐらい。

それと開演前に自分が好きなミュージシャン方を次々と目撃できたのも面白かったね。とにかく最高な音楽に包まれた一夜でした。


2014年1月16日木曜日

カラダが3つ欲しい金曜日

明日の金曜はよりによって観たいライブが3つも被っている。

基本的には明日も仕事だから観に行けるか自体が曖昧でもあるのだが、どれか観にいけたらうれしいね。

1.高橋幸宏&METAFIVE / TECHINO RECITAL







2014年1月15日水曜日

うれしい知らせ

原田知世嬢が新しいアルバムのレコーディングに取りかかった模様。

その時々のプロデューサーによってアルバムの作風も多岐に渡っている彼女だけれども、どの時期の彼女の音楽も楽しんできた自分なので、新作がリリースされるのが今から楽しみで仕方ない(因みに個人的に最も好きなのは鈴木慶一氏が関わっている時期)。



2014年1月14日火曜日

Bing Ji Ling / Por Cada Nube...

先日blogで挙げた個人的な2013ベストアルバム30に入れ損なったなあ、と心底後悔しているのがトミー・ゲレロ・バンドのサウンドの中核を担い、フェノメナル・ハンドクラップ・バンドのメンバーでもあるBing Ji Ling(ビン・ジ・リン)のアルバム「Por Cada Nube…」。

曲・声・演奏どれもクォリティーは半端ないし(というか"I DON'T WANNA LOSE YOU"最初聴いた時は鳥肌立った)、そのAORスタイルのポップ・ミュージックとしての完成度には文句のつけ様がない。

ただ極々個人的な好みでいえば、あと2,3曲メロウな曲が収録されていて、アルバム全体で通した時にボリュームがあればパーフェクトだったんだけどなあ、とか聴く度に贅沢な感情が芽生えてきたりしたのも、また事実だったんだよね。

これだけ素晴らしい音楽を耳にしながら、つくづく音楽リスナーとは我がままななんとか、です。

2014年1月13日月曜日

ムクドリの会公式Twitterアカウント・オープン

自分もお手伝いさせていただいているFriends of b-flower &Livingstone Daisy(通称「ムクドリの会」)の公式Twitterアカウントができました。

すでにFacebookやblogで会での活動やb-flower&Livingstone Daisyに関わる情報を発信していますが、Twitterアカウントの方も合わせてチェックの方をよろしくお願いします。

あと、ついに…、ついに…。ネオアコやインディ・ポップ情報満載のフリーペーパーTea Timeさんとムクドリの会とのコラボ号の配布開始が秒読み段階に入ってきましたよ。(多分)近日中にはそちらの正式なアナウンスもできるはず☆ まずは昨年のTea Timeさんからのアナウンスを(あらためて)チェックしてみて下さいね。

http://have-a-good-teatime.blogspot.jp/2013/06/have-goodtea-time-vol4-ofb.html





そうそう、今日の音楽はSilver Screen「when you and I were very young」。脈々と受け継がれている純正ネオアコ系譜の流れを間違いなく受け継いでいるであろうそのサウンドは涙なくして聴けません。このアルバムも2013個人ベストアルバム30に入れてもおかしくなかったんだよね。




2014年1月12日日曜日

2013 My Best Album


1.Livingstone Daisy / 33 Minutes Before The Light
2.Blood Orange / Cupid Deluxe
3.Rhye / Woman
4.Veronica Falls / Waiting For Something To Happen
5.高橋幸宏 / LIFE ANEW
6.瀧見憲司 / XMIX03
7.Daft Punk / Random Access Memories
8.Sugiurumn / May The House Of Be With You
9.Taffy / Lixiviate
10.藤原ヒロシ / manners

その時々の気分で細かい順位が入れ替わるのは間違いないのですが、個人的な2013年の1位だけは断トツでLivingstone Daisyで確定。元々自分がb-flowerが好きだとかそういうのは抜きにして、アルバム通してのトータル感や個々の曲のバラエティの豊かさ、曲毎に表情を変える表現力豊かな八野氏のヴォーカルスタイルや美しく深度に満ちた歌詞等々、単純にもっと音楽好きな皆さんに聴かれるべき音楽だと思ってます(その上での様々な評価はあると思いますが)。

2,3位も昨年本当によく聴いたアルバム。2に関しては高樹千佳子さんがご本人のblog上で昨年の洋楽ベストでピックアップされてましたが「ジャケはぜんぜんかっこよくないんですけど笑」と語られていたのが個人的には割とショックだったりもしました(個人的には最高なジャケと思ってましたので笑)。

4位はインディーポップ系譜のモノでは昨年最も聴いたアルバム。音自体は前作よりポップになって間口が広がって聴きやすくなりつつ、根底にはひんやりとしたモノが相変わらず流れているようで最高でした。5位の幸宏氏のアルバムは昔から氏を好きな人にとっては賛否分かれるサウンドなのでしょうが、まずはあれだけのベテランアーティストがこれだけ風通しの良いアルバムを作れることに感動(それでいて、70年代頃の"曲はいいんだけれど、売れなかったアメリカのロック"のような曲を集めたアルバムをリリースするというコンセプトは微妙に捻れてたりする)。

6〜10位もその時々で入れ替わる位よく聴いたアルバム。8位スギウラムは参加アーティストの面子が最高すぎました。9位のtaffyは個人的なおつきあいも長いですが、NMEなどのイギリスの音楽プレスだけでなくようやく日本でも徐々に認知度があがってきているようで心底喜ばしい限り。10位の藤原ヒロシは多分苦笑いされる方も多いと思いますが、近年ポップアルバムで「コレっ」と思ったモノが本当に少なかった自分にとっては聴き応えのあるアルバムでした。サウンド的には打ち込み主体でチルウェイブなども吸収しつつも、氏のヴォーカルが容易に聴き手をチルさせてくれないというあたりも心憎いです。初めて氏がしっかりと取り組んだ歌詞も、巧さに長けてるわけではないけど、視点や言葉選びが面白かったなあ。

11.Washed Out / Paracosm
12.The Laundries / Natalie
13.Churches / The Bones Of What You Believe
14.Prefab Sprout / Crimson/Red
15.Milosh / Jetlag
16.細海魚 / とこしえ
17.Sleigh Bells / Bitter Rivals
18.Sulk / Graceless
19.cruyff in the bedroom / Jesus Cruyff Super Star(トリビュート2枚+ベスト1枚)
20.Plastic Girl In Closet / A.Y.A

11位のWashed Outは夏にヘビロテした大好きなアルバムでしたが、音的に秋から冬はちょっとしっくりこなくて惜しくもベスト10漏れ。12位ランドリーズもベスト10に入れていい位何度も聴いて、その音楽から伝わってくる某(ネオアコ魂!?)に気分が高揚した好作でした。

13〜16位は基本的に自分が好きな音楽系譜に沿った作品といったところ。15位のMiloshは3位に挙げたRhyeのヴォーカリスト。音的にはこちらの方が個人的好みに沿ってるとは思いますが、リリースが冬だったので聴き込みが少なかったのがこの順位の理由かも。

17位のSleigh Bellsは昨年聴いた中でアッパーな作品の中では上位といえると思います。ファッション性やメンバーのキャラクターなども含めてトレンド性も高く面白いユニットだなあと思っているところ。

19位のクライフはオリジナルアルバムがリリースされればもっと上位は確定というところです。でもキャリアの長さを超えた様々なバンドがカバーするクライフの各曲もまた表情が違って聴き応えがありました。20位のプラガは個人的にアルバムリリース時のツアーレポを書かせてもらったりと、思い入れがまた一段と深くなった作品でした。

21.Franz Ferdinand / Right Thought,Right Words,Right Action
22.Sad Day For Puppets / Come Closer
23.The Strypes / Snapshot
24.Primal Scream / More Light
25.My Bloody Valentine / MBV
26.The Pastels / Slow Summits
27.History of Apple Pie / Out of View
28.Chelsea Light Moving / Chelsea Light Moving
29.Spiral Life / Further Along -20th Anniversary Mix-
30.Phoenix / Bankrupt!

21位以降は割と中堅〜ベテランバンドの作品が多いセレクトに。23位のThe Strypesは音的にはまったく新しいと思わなかったのにそれでも高揚させてくれるという"ロック感"を携えたいいアルバムでした。30位のPhoenixは個人的には今回はしっくりコないアルバムでした。曲自体は好きな曲もあったけど、多分アレンジが苦手だったのがその理由のひとつだと思ってます。

・Boyish / Everything You Say
・Sloppy Joe / Once And For All
・Cayucas / Big Foot
・Give Me Wallets / Breathless
・For Tracy Hyde / All About Ivy
・Dolphingull / Dolphin or Seagull

あとは上に挙げた作品は個人的にミニアルバムやep扱いで、順位にはいれてないですがこれまたヘビロテして大好きだった作品たちです。中でもBoyishとメンバーが重複しているFor Tracy Hydeはシューゲイズや渋谷系、チルウェイブなどその雑食性とスピード感が聴いててホントに面白かったです。2014年はもっと活躍してほしいなあ、と心から思っている次第。

2014年1月11日土曜日

THE COLLECTORS / AMAZING STREET


1991年発行のTHE COLLECTORS加藤ひさし著「AMAZING STREET」を久々にさらさらと読み返す。この本が発行されたのはTHE COLLECTORSのアルバムでいうと小西さんがプロデュースをした「COLLECTOR NUMBER 5」のあとぐらい、かな。

この単行本は「パチパチ・ロックンロール」88年5月から91年1月までの氏の連載をまとめたもの。基本1コラムで1つの映画について触れていて、当時自分のリアルタイム以前の映画を知るのに文体も変に小難しくなくて重宝していた記憶がある。「ロゴパグ」とか「HEAD! 恋の合い言葉」などの映画はこの本を読んでチェックしたんじゃなかったかな。あと映画「COLLECTOR」などのパロディ写真にもずいぶんと笑わせてもらった。

自分が所有しているのは初版で、だいぶ本自体が変色してきつつあるのだけれど、それでもこの本は今以降も時折読み返したりする貴重な一冊だと思う。これからもよろしく、といいたい気分でいっぱいだ。

というわけで。Get Smart!!(加藤ひさし氏風に)

2014年1月10日金曜日

GREAT3新作リリース決定

GREAT3のニューアルバム3/19リリース決定!!

アルバムタイトルはまだ未定とはいえ、これは嬉しいかぎり。高桑氏脱退からヤンが加入した後、2012年に新生GREAT3としてアルバム「GREAT3」を出してから1年4ヶ月での新作。彼らの新しい音をまた聴けるということを今から楽しみにしております。

http://natalie.mu/music/news/107476

しかしナタリーで使われている画像、今見ても口元が緩んでくるなあ(ヤン・スマイルと名付けられたTシャツ用画像。昨年のWORLD HAPPINESS 2013で購入済)。

ヤン・スマイル

サラ・スマイル

2014年1月9日木曜日

沼田学 / 界面をなぞる2 詳細

いよいよ明日1/10(金)から新宿眼科画廊にて写真家である沼田さんの個展「界面をなぞる2」が始まります。

今回の個展の写真のテーマに興味があって自分を撮ってもらった写真があるということもあるけど、それを抜きにしても観応えのある写真をたくさん観ることができそう。

ほんの些細な違いで、ヒトをいつもとはまったく異なった印象で切り取ってしまっている不思議で面白い作品が鑑賞できると思うので、関心をもたれた方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。

自分は勿論、観にいきます。

個展詳細 → http://www.gankagarou.com/sche/201401numata.html

2014年1月8日水曜日

Letting Up Despite Great Faults / Visions


RALLYE LAVELにオーダーしていたLetting Up Despite Great FaultsのTシャツが届いた。

このTシャツは2012年に彼らがツアーで来日した際販売されたTシャツなのだけれど「デザインはそのままで黒ベースのモノがあればなあ」と当時購入を見送っていたもの。

結局Tシャツは白ベースのモノのみの販売だったわけだけど、RALLYE LAVELの昨年末のセールで¥1,000で販売されていたので「この値段なら!」と即買いしたのである。

Letting Up Despite Great Faultsは自分のDJ時でもよく回している大好きなバンド。今度のSunday Mondayの時にでもこのTシャツ来て、「Visions」でもスピンしようかなあ。

2014年1月7日火曜日

give me wallets / Sparks

昨年の10月19日にとあるバンド名がまったく思い出せずにもやもやしていた旨をtwitterで呟いて、何人かの方にいくつかのバンド名を挙げてもらったのだが合致せずにさらにもやもやしていたわけですが…。




2ヶ月半ほど経った先日、2013年のアルバムと曲の個人的ベストについて物思いにふけっていたら、ふと思い出しました。

バンド名はgive me walletsでした。


しかしあらためて動画を観直して呟いた内容と照らし合わせてみると、記憶のおぼつかなさに失笑するとともに、つくづく年は取りたくないねえと思ってしまいますね(年のせいじゃないって話もありますが)w