2013年11月27日水曜日

藤原ヒロシ / 1978

藤原ヒロシ / 1978 (アルバム"manners"収録)

神様って本当に 存在するんだろうか?
もしいるなら 僕の前に 現れてみて
神様って本当に いるんだろうか?
もしいるなら その笑顔を みんなに見せてみて

僕らは 帝国主義や

修正主義には 騙されない
人を信じて 生きて行く
何にも 騙されはしない
あの国にも その国にも

神様を信じても 裕福にはなれない

この街の全員が 裕福にはなれない

僕らは 帝国主義や

修正主義には 騙されない
人を信じて 生きて行く
何にも 騙されはしない
あの国にも その国にも
ついて行くのは やめにしよう

神様って本当に 存在するんだろうか?

神様って本当に いるんだろうか?
(words & music: HIROSHI FUJIWARA)

先日のスターバックス・コーヒーのクリスマスパーティでのライブで藤原ヒロシが唄った最新作"manners"収録曲。唄い終わった後、本人は「クリスマスに(合わせて)歌う曲ではないかもしれないけど」なんてさらっと言っていたけれど。


たくさんの人たちが集まって、和気あいあいとお酒やゲームなどを楽しみ、そこでは実に多くの笑顔をみることができる。


そんな中、Marvin Gaye"What's Going On"やThe Beatles"Across the Universe"といったカバー曲の間で静かな熱をもって唄われたこの曲を僕はどんな気分で聴いていたのだろうか。


何杯か口にした赤ワインやスパークリングワインのせいで少しばかり酔いに任せながら、唄われる曲のリズムに体を揺らしながら。


浮かれつつも、単に浮かれた気分でなかった気はするけれど。


今は、そんな時代*ではない気がするけれど。


*例えば、歌詞中の"帝国主義"を"秘密主義"に置き換えてみたりすると、まあそれは、ほんと怖いよね。



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